沖縄のシルバーアクセサリーといえば沖縄手作銀細工「琉」
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沖縄手作銀細工「琉」では商品を一点一点手作りしています。
銀の材料を溶かすところから仕上げまで 全て「琉」の工房内で熟練の職人により手作業により一貫生産されています。このページでは製造工程の一例を写真にてご紹介します。
まずは「琉」で一番多く使われる鍛金という技法です。 1、こちらが銀の材料です。 「琉」ではアクセサリーに最適なシルバー925を使用しています。
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2、これを坩堝の中に入れて、バーナーで熱します。
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3、1000度近い熱を加え、このように溶けてきたら
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4、アケ型という鉄製の型に流し込みます。
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5、冷めたら型から取り外します。 これを棒状に延ばしていけば指輪等に使える棒材に 平らに延ばしていけばペンダント等に使える板材になる訳です。
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6、最適な太さになったらリング状に丸めていきます。
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7、アテ金という棒に入れて、さらに叩いて地金を締めながら、サイズ調整。(写真はK18)
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8、「琉」の商品であるという証に、ブランドの刻印をします。(写真はK18)
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9、最後にバフといわれる、回転している円盤状の布に研磨剤を付けて 丹念に研磨していきます。
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そして完成します。
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次に鍛金以外にも鋳造といわれる技法で作る事もあります。
1、このような道具を使います。
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2、ワックスというロウソクのロウの様な素材で 仕上がりと同じ形をしたものを作ります。 これをワックス原型と呼びます。
「琉」では細かい形や、地金で作るには難しい形を作る時に この鋳造技法を用います。
このワックス原型を円錐形のゴムの台に固定します。
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3、そこに鉄のリングを被せ、耐火石膏を流し込みます。
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4、石膏が固まったらゴムの円錐台をはずします。
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5、一昼夜乾燥させたのち、コンロで鉄のリングごと焼きます。 中のワックスが溶けて石膏の温度が上がるまでに約一時間。 ワックスが溶けて抜け出た部分が空洞になり 石膏のメス型が出来上がります。
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6、この石膏型が焼き上がったら円錐台を抜いた凹みを上にして その凹みに銀材を置き、バーナーで溶かしていきます。
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7、銀が完全に溶けたら、このような圧迫蓋という道具に 水に湿らせた石綿(現在は入手出来ないため、新聞紙で代用)を詰めて
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8、銀が溶けている石膏型の上に一気に被せ 大量の水蒸気を発生させ、その圧力で空洞に銀を流し込みます。
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9、数秒被せた後、蓋を取るとこんな感じです。
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10、そして粗熱をとってから、この石膏型を水の中に入れると ボコボコと音をたてて石膏が崩れていきます。 この瞬間が一番ドキドキします。
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11、完全に石膏が取れるとこのような状態になります。
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12、そして余分なバリなどを取り除き、 表面を綺麗にして石と合わせるとこんな感じになります。
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沖縄手作銀細工「琉」はこのようにして 一点一点手をかけて時間をかけて、大事にアクセサリーを作っています。 手をかけるからこそ想いが詰まっていき、 命が吹き込まれるのだと思っています。
そして命があるものはいつまでも大事にしていただけると信じています。
これが沖縄手作銀細工「琉」のこだわりです。
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沖縄手作銀細工「琉」は、ひとつひとつ手仕事によって仕上げられているシルバーアクセサリーのブランドです。東京やパリなどのフィールドで活動・展開をしてきた銀細工の作り手大學清が、ここ沖縄の浮島通りで日々に添えるアクセサリーから特別な時間を飾るアクセサリーまで、沖縄にこだわったオリジナルのシルバー作品をお届けします。沖縄手作銀細工「琉」
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